gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

日本とマレーシアの間を行ったり来たりする原動力 : シルクロード ( 篠山紀信 写真集 、 ルイヴィトンの写真コレクション )




イポーという田舎の都市に住んでいると ちょっとマシなクラシック音楽会とかオペラ/ミュージカル に行こうとすると はるばるKLに出かけることになる。


その場合 一泊ないし二泊の旅行コースになってしまう。


それに わざわざKLのツインタワーにある ペトロナス・フィルハーモニック・ホールまで行って 欧米のそれなりに有名どころの演奏者の演奏を聴いても 、手抜き演奏とまでは言わないが、どうも気合いの入り方がちょっと淋しいじゃないか、と感じ ガッカリすることもある。



だから 最近は 行かなくなってしまった。



その点 日本に帰ってくると 横浜から上野までは 1時間少々だから、東京文化会館などで催されるオペラで 良さそうな演目があると 気軽に出かけることができる。



ということで、今日は モーツァルトの魔笛に行ってきた。



そのあと 上野精養軒で食事をして スタバでコーヒーを飲んでも、まだ 帰宅するには 時間があったので、上野公園で開催されている展示会を 見てきた。


ファッションショー会場の横に パオがいくつも並んでいたのだが、そのひとつのパオでは 展示項目として 篠山紀信 による 「シルクロード : 奈良から トルコまでの 写真集」があった。



シルクロード と聞くだけで これは必見だと思って 早速 そのパオに行って その写真集を見てきた。




Louis Vuitton Launches Kishin Shinoyama Book in Tokyo – WWD



https://wwd.com/fashion-news/fashion-scoops/louis-vuitton-launches-kishin-shinoyama-book-tokyo-1202897002/




この写真集は ルイ・ヴィトンのコレクションになったと一年ほど前の記事でも紹介されているので はたして シルクロード という古代の交通路が どのようにファッショナブルな色合いで、つまり 篠山紀信がルイヴィトン風に どのように エディットされているのだろう と興味をそそられたのだ。




マレーシアイポーにいると 西洋文明からはるか離れてしまう。


服装も 実に気楽なものだ。




その反動だろうか、日本に帰ってくると 服装も 急に 畏まってしまうし、音楽会でも絵画展でも 久しぶりの西洋文明に触れて 多いに感激する。




こうやって 文明世界 日本での数ヶ月の滞在を過ごした後、マレーシアに戻ると これまた 「アー なんという素朴なところに帰って来れて なんと気楽でいいことか!」と感激する。



このような 感激の繰り返しが 日本とマレーシアの間を行ったり来たりする原動力になっている。





以上 ( 11/9 記)