中国関連プロジェクト ( 一帯一路とマレーシア )
マハティールが奇跡の総選挙勝利をしてから マレーシアではナジブ政権下で進んで来た中国の一帯一路プロジェクトは見直し方向で進んで来たが、マハティール政権からムヒディンに交代となった現在、どういう方向に進むのか。
マハティールの突然の辞任発表を奇貨としてムヒディンが政権を奪取して直ぐ新型コロナ感染拡大騒動がマレーシアにも及び マレーシアでは長いロックダウンに入ってしまった。
ようやく そろそろと新規感染者数も収まってきて MCO、CMCO も何度かの延長を繰り返して やがてはポストMCO に入ろうとしている。
ムヒディン政権としては 対中国関係 (特に経済分野) について どのようなスタンスを取るのか が注目されるのだが、エコノミストの一部からは 中国が背景についているメガプロジェクトは延期すべき との声がでている。
このような動きはマレーシアだけでなく、東南アジア諸国に広がっていきそうだ。
以上 (5/23記)
追記
https://www.thestar.com.my/news/nation/2020/06/19/more-than-half-of-all-belt-and-road-projects-affected-by-covid-19-says-beijing#cxrecs_s
一帯一路のプロジェクトの過半数が新型コロナウイルスの影響を受けた と言う。
これは 中国にとって 相当に大きなダメージだ。
以上 (6/19記)