gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

TNB ( 電力料金の割引 : 解析、請求金額チェック )

TNBの請求書がポストに入っていた。


オンライン登録したので、PC(タブレット)でも同じ内容の請求内訳を見ることができる。


MCO特別割引があることは以前の新聞記事で読んで知っていた。


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4月1日から9月30日までの期間の電力使用量に対して 段階制で50%から15 %まで の割引が適用される。
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これは 「毎月 200kWhまでは半額(50%)にしてくれる」 ものだと思っていたが 次の説明書では 4月1日から9月30日までの期間の電力使用量(毎月ではなくトータル)に対して ということのようにも読める。




Diskaun Rangsangan Ekonomi (penggunaan mulai 1 Apr-30 Sep 2020)
Jumlah Kegunaan di antara: 1-200 kWh = 50%
201-300 kWh = 25%
301-600 kWh = 15%
>600 kWh = 2%
Kiraan diskaun = Kegunaan RM x % diskaun





Faktor Prorata 3.06667 とあるのはメーター計測が再開され実測値との精算修正を3カ月間で平均化して実施するための調整因数か と思っていたが そうじゃないみたいだ。



Tempoh Bil Tarif: 28.02.2020 - 29.05.2020 (92 Hari)  この92日間で 1795kWh 使用した(実測値) 。


金額ベースでは 687.67。


これを解析してみた。


Blok Tarif (kWh/kW)
 200
100
300


に対して Faktor Prorata 3.06667 をそれぞれ乗じて


Kegunaan (kWh/kW)
 613.00 
307.00 
875.00


となっている。


そして 単価


Kadar(RM)
 0.2180 
0.3340 
0.5160


をそれぞれ乗じて


Amaun(RM) 
133.63 
102.54 
451.50
= 合計 687.67


となっている。



この適用単価は従来どおりの段階制単価を使っている。


つまり 4月1日から9月30日までの期間の電力使用量(毎月毎)に対して割引が適用される と新聞記事には書いてあったが この段階では まずは通常どおりの単価で計算している。 


こうして 687.67RMまでの解析はできたが、その後の 15 %割引 -66.14RM と Jumlah Anggaran Terdahulu -339.48RM については なんだろう。



687.67 - 66.14 - 339.48 = 282.05 + tax 9.94 = 291.99RM が今回の請求額となっている。



339.48RM については 分かった、CMO中の推定による暫定請求額だった。


となると 残るは 15%割引と書いてある66.14RMが何なのかだ。




この記事を読めば もっと解析が進む かと思って読んでみた。


What does this mean for my electricity bill?


Say your total electricity usage for three months is 1050 kWh. This amount will be divided into 350 kWH a month, which is equivalent to RM102.80 a month. The amount customers have already paid based on the estimate bill will be deducted from the current, actual amount.


と書いてある。


やはり「メーター計測が再開され実測値との精算修正を3カ月間で平均化して実施する」 という調整がなされるようだ。


Jumlah Anggaran Terdahulu は Previous Budget Amount という意味なので メーター計測ができなかったCMO期間中の推定値ベースでの既請求額(暫定請求額)だ。


じゃぁ 15 %割引 -66.14RM の方はなんだろうなぁ?。


また、「実測値との精算修正を3カ月間で平均化して実施」 の点については 請求内訳には 何もそれらしい形跡はない。


まぁ 別に 3か月間に平均化して調整してもらわなくても私は構わない。


新聞記事には 4/1からコロナ特別割引単価で計算するとあったが  それが 15%割引66.14RMだとしたら 少なすぎる。(ように感じる。)




TNBには (マイナス残高 212.65 に対して 今回の請求額 291.99  を差し引いた) ネット請求額 79.35RM に対して 1000RM をオンラインバンキングで振り込んでおいた。



以上 (6/3記)



追記



ヨーロッパでも採用している計算方式だと書いてある。


以上 (6/4記)