非居住者から居住者へ ( 住民票を入れるとどうなるか、住民税/介護保険料/国民保険料 )
区役所で聞いてきた。
住民票を入れると次の諸事項が派生/発生する。
1) 印鑑証明が入手できる
2) マイナンバーを取得できる
3) 住民税が発生する
4) 国民健保加入になり 保険料が発生する
5) 介護保険加入になり 保険料が発生する
(マイナンバー)
マイナンバー自体は住民票を入れた当日に入手できる。
ただしマイナンバーカードの取得には時間/日数がかかる。
住民票にマイナンバーを記載してもらうことができる(任意記載)。
(住民税)
住民税は世帯所得ではなく個人毎の所得をベースに課税される。
海外から転居した年度の翌年1月1日に住民票があれば 前年所得をベースに課税対象となる。
前年所得は日本居住者となった後の期間での所得。もし期間帰属で不明確になるケースでもマレーシア日本租税条約年金非課税取り扱いによりマレーシア在住期間末までは所得ゼロとなる(筈だ:要チェック)。(租税条約は通常国税(所得税)地方税についての取り扱いだが国によっては国税だけの場合もある。マレーシアとの租税条約の場合地方税である住民税にも連動して適用されるんじゃないだろうかと思うが要チェック )
公的年金控除が120万円と基礎控除38万円があるのでこれらを控除後がゼロなら住民税は非課税。
更に扶養控除が38万円あるので 配偶者を世帯として扶養していれば住民税の非課税枠はその分拡大する。
。
(健康保険料)
それぞれ被保険者毎に保険料が発生する
均等割と所得割がある
所得割が非課税でも 均等割で44640円/年(医療分34320円/年と支援分10320円/年)がかかる
所得割は医療分7.22% 支援分2.17% の合計9.39%の税率(住民税の課税所得:基礎控除後をベース)
(介護保険料)
本人が市民税非課税の人:
同じ世帯の人が全員市民税非課税なら18600円から44640円/年
同じ世帯に市民税課税者がいるなら 66960円から74400円/年
本人が市民税課税なら 79600円から94480円/年
介護保険料の計算の方法は、健康保険と国保で異なります。健康保険の場合は当該年の収入(月収入と賞与等)に応じて保険料率を計算しますが、国保の場合は前年の所得を基に計算します。公的年金は、公的年金収入から公的年金等控除額を引いた雑所得を基に計算します。
以上(12/18記)