バンブーヴィラ (in 文冬 : in Bentong town) に泊まってみた。
バンブーヴィラに泊まってみた。
山の向こうには ゲンティン高原のホテルが見える。
予約の際、ウェブサイトには 朝食付き と書いてあった。
値段もリーズナブルだ。
チェックインの時、夕食の時間も案内された。
おかしいな と思い確認すると 朝食と夕食の二食付きだ という。
得した気分になった。
Bentong の街から10km以上離れたジャングルの中にあるリゾートヴィラなので、外の レストランまで出かけることはできない。
竹でできた建物(シャレー)で テレビはなかったが、エアコンやシャワーは完備されている。
オランアスリの住むバンブー小屋を西洋人向け高級仕様にリノベーションしたものと表現すれば良いか。
そう言えば以前 タマンネガラのムティアラリゾートのシャレーに泊まった時は 西洋人だらけ だった。
西洋人はこういったシャレーが大好きだ。
wifiは メインロビーのある建物まで歩いて行かないと入らない。
夕食後は、カラオケタイムもあるという説明だったが、バンブー小屋に戻り、タブレットを触ることなく、はやめに寝た。
ゲンティン高原が見える場所なので、ある程度は高地なのだろう。
一昨日の夜はキャメロン高原で宿泊した。
キャメロンは寒いのでIpohから持参した毛布にくるまって寝た。夜中、トイレに3回起きた。
毛布を持って行かなかったら 5回以上起きたに違いない。
昨夜、此所、Bentong 外れのジャングルのヴィラでは、緩めの温度設定したエアコンのおかげで よく寝れた。
朝 リゾート内のフルーツファーム(果樹園)へのツァーがあるというので参加してみた。
案内のお兄さん、残念ながらBahasaのみでno English という。
でも あれがドリアンの樹だ、あそこにドリアンの実が生っているなど、という説明はBahasaでも分かった。
だって ドリアンという単語と 見ろ という顔つきで指差しするので、Bahasaを知らなくても分かるのだ。
このリゾートはバンブーシャーレとプールのある区画だけかと思ったら、山の中腹を一回りする広い面積で、ストーンシャレーも山腹にあった。
お兄さんが説明してくれる、スチールシャーレのブロックと グラスシャーレのブロックもある、バンブーブロックとストーンシャーレブロックを合わせて4ブロックある という説明なのだろうか、Bahasaなので良くわからない。
果樹園ツァーの参加者は2名のみ、途中山腹コースに入ったところで一名脱離し、案内のお兄さんと二人で30分ほどかけて山腹を一周した。 汗をかいた。
山腹の途中、山の向こうに何やら建物群が霞んで見える。「アパ、バングン、 ク、 シティ?」と指差すと、私のデタラメなBahasaでも指差しで分かったのだろう、お兄さんは「 ゲンティン」と答えた。
驚いた、そんなに近いなんて。
オフシーズンなのだろう 宿泊客は3組のみ。 お兄さんに「ブラパ 、ホテルゲスト? ブラパ オラン アダー ハリイニ? 」 と聞いたら 「ティガ 」 と教えてくれた。
確かに、昨夜レストランでは、マレー人夫婦一組と インド系なのかアラブ系なのか単身の太っちょおじさんが1人いただけだ。シャレー好きの西洋人はいなかった。
キャメロンやタマンネガラには多数のバックパッカー西洋人が来るが、このリゾートヴィラには 移動手段に制約があるバックパッカーには無理なのだろう。
ゲンティン高原でギャンブルをして過ごすより ずーっと健全なバンブー小屋での一泊だった。