gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

考察 : MM2H 「新基準」発表の裏事情と今後の行方 (単なる無責任な憶測ですけど)


MM2Hの新基準が発表され、なんだかとても唐突だなぁ と思っていたところ、 今度は、ムヒディン首相の辞任表明で 唐突の連続だ。



この2つの唐突事象の間にどういう関係性があるのか、考察してみた。



以下は エビデンスベースに基づかない (単なるアネクドータルベースかつ憶測ベースの)無責任考察なので その点を 承知されたい。



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1)  MM2H関連産業で潤ってきたのは 主に華人系ビジネス界だろう。


・日本人MM2Hが手軽な食事行くとすると、マレー料理のホーカーに行くなんてことはなく、城中城GPか中華式「経済飯」ホーカーだ。


・ましてや 今日はちょっとばかり張り込んで豪華な外食をしようと思ったら ハラルのマレー料理レストランに行くなんて あり得ない。


・MM2Hの住居レンタルも、大家さんは 華人系が多いだろう。 経済的に裕福な層には華人系が多く、彼らは不動産投資が大好きだからだ。



・車の購入も 華人系が経営するディーラーや中古車販売店からだろう。


・マレー系経営の中古車販売店もあるのだろうが、扱っている車はボロボロの車中心のような気がするので MM2Hは 行かないだろう。



・MM2Hエージェントについても マレー系経営のエージェントは少ないだろう。MM2H申請手続きで潤ってきたのは華人系他の人たちであり マレー系はせいぜいエージェント従業員として政府との間でのマレー語書類処理担当業務くらいの職責者だろう。



2) つまりMM2H誘致の経済的効果は ほとんど 華人系が美味しく頂いている ということだ。



3)  一方 マレーシア政治世界は マレー系中心だ。 マレーシア人口比ではマレー系が多数なのでブミ優先政策だ。



4) しかし MM2H産業では ブミ優先政策 を適用する余地がない。
となると、逆に MM2H排斥の政策を発表することで マレー系からの支持を集めることができるというネジくれた発想が登場する。



5)  MM2H排斥 が マレーシア経済全体としてはダメージあるものであっても、マレー系としては そんなの華人系へのダメージであり、俺たちマレー系には そんなの関係ねえ のだ。



6)  国会議員も 選挙区地元マレー系選挙民の意思を尊重しないといけない。



7)  国会議員勢力の過半数確保が急務だったムヒディン首相としては ワクチン接種の進捗状況をアッピールする他に 何か追加で 目新しい政策として味付けするアッピール材料があれば良いな と考えた。



8)  アッピール材料としてMM2Hの新基準を発表して その中に 「既存MM2Hの10年更新も 新基準適用により排斥する という内容を盛り込めば、更にインパクトは大きいですよ」、とムヒディン首相にささやく官僚がいた。 




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さて、ムヒディンさんは 暫定首相 に就任し、 新首相が選任/任命されるまでの間 引き続き 限定された権限内において 政務を継続する。



発表されたMM2H新基準は 今後 法制化手続きを経て 10月から施行されるはずだったが、 暫定首相の立場では 法制化手続きを進めることができない と思う。




今後 新た任命される新首相と組閣する内閣が 果たして 次のどちらに進むのか、



(1)マレー系優先をアッピールするべく MM2H排斥政策を全面的に押し進めるのか、 


それとも 


(2)少なくとも既存MM2Hの10年更新はグローバルスタンダードに従って新基準は適用しないように修正しないと 外資の信頼を失って MM2Hだけでなく 外資全般の引き上げに繋がり 一大事になる と憂慮するのか、 




現時点では 予測がつかない。





While noting that a caretaker PM should not make major policy decisions during this time, they noted that this was only by convention and not a binding rule.


According to constitutional lawyer New Sin Yew, the caretaker position gave Muhyiddin the same power and authority he had as the eighth prime minister of Malaysia.


He explained that this was because the Federal Constitution did not distinguish whether a prime minister was permanent or only a caretaker.


“You are either prime minister or you are not, no in-between,” he said.


“There is no meaningful difference between a prime minister and a caretaker prime minister, save that the latter is bound by convention to not make any major decisions, that is significant policy decisions,” he told Malay Mail when contacted.


A caretaker PM was necessary to ensure continuity in the day-to-day affairs of the government, he said before adding one was needed as there did not appear to be any federal lawmaker with a clear majority to be the next prime minister.


以上 (8/17記)