MM2H 新基準に反対署名サイト、賛同 ( Objection to New MM2H Program )
下に貼り付けたSCMPの記事を読むとバングラディシュMM2Hの人の事例が出ている。
バングラディシュなんて言うと アジア地区で最貧困なんだからマレーシアに来ているのは道路草刈り作業員などの出稼ぎ労働者ばかり となんとなく思っていたが、MM2Hホルダーのバングラディシュ人は多く 4300人もいる。
MM2Hビザを持ってマレーシアで不動産を購入しているバングラディシュ人というのは 母国では相当の特権階級なんだろう。
それに比べると日本人MM2Hは 全くのミドルクラスの退職/リタイア階層だ。
その点、中国本土人MM2Hって どう言う階層の人たちなんだろう。
おそらく裕福な かつ 経済的活動力のある階層じゃないだろうか。
マレーシアにMM2Hステータスで住み、シンガポールにて働く という生活設計の人もいるようだ。
大戦前 ドイツでは 金持ち/商売上手/異教徒 と言うことでユダヤ人排斥が始まり、そのあとホロコートというとんでもない方向に進んだとおり 兎角 金持ちは羨ましがられるが 目立ち過ぎると嫌われる という特質があるが、それに異教徒という特性が加わると ダブル効果だ。
ムスリムであるマレー系ブミの人たちから嫌われないように 異教徒MM2Hは 目立たなく生活している人が大半だろうし、ずば抜けてリッチなMM2Hもいないだろうから、本来なら このまま 何事も変化なく マレーシアでのMM2H生活は続いていく はず と 多くのMM2Hビザホルダーは思っていた。
だから 既存のMM2Hビザホルダーの中には 10年更新を繰り返すことにより 実質永住権を確保した と錯覚した人も少なくない。
この錯覚の心理は私も良く理解できる。
「MM2H新基準、既存ホルダーへの適用は反対」署名サイトがあると知って、私も賛同しておいた。
MM2H既存ホルダー内に占める中国本土人と香港人は多い。(計36.3%だ。更に台湾とシンガポールを加えると42%。)
SCMP のような香港拠点の新聞で、MM2H新基準反対の署名サイトの存在/紹介を 記事として取り上げてくれると 賛同者数は一気に上昇すると思うけど、な。
と考えたが、ふと そのサイドエフェクトもあるかな、と思考力が活性化した。
もし 裏事情に「ブミ優先、華人系排斥」の政治力学的な要素が混じっているとしたら、、、。
(注意) 裏事情なんて書いたが、これは私のなんら根拠のない無責任の憶測であり、以降は 単なる頭の体操として 書いているだけ。
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賛同者の大多数が中国本土人になると マレーシア政府は「華人系」の増加を警戒してしまい、やはり新基準を新規MM2H申し込み者にも既存MM2Hホルダーにも適用すべき と考える虞がある。
従って、賛同者としては 日本人とウエスタンピープルが大半で10000人を確保して、当局に賛同者リストを持ち込む ということが有効かも。 でも そうも自分勝手な事を言っても通用しないことは分かっている。
それにこの署名サイトを発案立ち上げした人の名前を見ると 中国本土/香港/華僑/台湾/SNP の華人系 のいずれか だろう。
だから 「当局へ陳情提出する賛同者リストには あまり多くの華人名は載せない方が良いかも」 と発起人に言っても 相手にされないだろうな。
以上 (8/18記j