gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

ユーラシアン  ( 中西式洋食レストラン)


今日はCRTYが市内中心部のレストランでランチをご馳走になった。


CRTY/LZにとっては30年前からの行きつけのレストラン。


料理は、中華系+マレー系+ウエスタン系=混合チャンポン系 という いわばローカルミックス系。


いかにもユーラシアン好みのレストランだ。


私は マレー系のセットランチメニューにした。 美味しかった。



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FYI


マレーシアには


1) マレー系
2) 中華系
3) インド系


のほか


4) マレー半島系オランアスリ (マレー系がやってくる前から本来の土着民: キャメロン高原で見た小人族など複数多岐に渡る部族) : 松本清張の「赤い絹」にも登場。


5) ボルネオ島系( サラワク州、サバ州)の原住民 (首狩族など)


6) 外国人労働者 (パキスタン、ネパール、バングラ、インドネシアほか 低賃金労働者)


がいるが、それ以外にも


7) ユーラシアン と呼ばれる人々もいる。


写真の夫妻は ユーラシアン系。(写真:割愛)


旦那の祖先には ポルトガル人。 (その後、中国系+ インド系の血も混じっているので ユーラシアン系の端っこ。)


奥さんの祖先には 英国人。 (姉妹の中には 英国や米国に居住している人もいる)


もう7年以上のお付き合いになる。


今日は イポー市内中心部のレストランでランチをご馳走になった。





マラッカに ポルトガルセトルメントという地区がある。


そこに行った時、運転中、歩道に 風貌は堀の深い欧州人系だが、色は褐色の若い女性を見かけた。


ユーラシアンの典型だ。



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(マレーシアの歴史)


ポルトガルはマラッカを支配していたが、オランダに攻め込まれ、マラッカを占拠された。 


(その後、オランダ支配が続いたが、オランダ/英国間の協議で、オランダは英国にマラッカを明け渡し、代わりにインドネシアから英国は手を引いた。)


オランダ人はポルトガル人を皆殺しにはしなかった。


ポルトガル系住民は 本国に戻らず(戻ることが出来ず)、セトルメント地区で 漁民として生き残ってきた。


現地のマレー系と混血も進んでいるが、それでも容姿に 欧州人の形跡が残っている人もいて 興味深い。


なお、マラッカの華人系は 明の大将軍「鄭和」総督の時代に遡るので、イポーの華人とは 由緒が異なる。




以上(2/12記)