gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

中国 南進論 ( 対敵情報活動センター共同設置 の提案 )



Malaysia has no plans to establish regional counter-intelligence centre with China | New Straits Times


https://www.nst.com.my/news/nation/2017/11/308811/malaysia-has-no-plans-establish-regional-counter-intelligence-centre



マレーシアは中国から 軍事同盟を呼びかけられているようだ。


国防大臣は 「詳細は知らないし(unaware of an alleged proposal)、そのような計画はない( Malaysia has no plans to set up)」と否定しているので、一体 どのような提案が中国から出されたのか、具体的な軍事同盟の提案内容は はっきりしないものの、記事では、次のように書いてある。



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1) A local news portal had previously reported that China would allegedly offer Malaysia up to 12 units of the AR3 multiple launch rocket system (MLRS) at the ceremony.


AR3ロケット発射システム12ユニットの提供



2) Malaysia has no plans to set up a regional counter-intelligence centre together with China, says Defence Minister Datuk Seri Hishammuddin Hussein.

He said the Defence Ministry is unaware of an alleged proposal by China to build the centre in Johor, which would supposedly be equipped with radar surveillance and a missile system.


対敵情報活動センターをジョホールに中国とマレーシアで共同設置



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まさか マレーシアが 中国と本気で 軍事同盟を結ぶとか、集団的自衛権に加わるということはないだろうが、中国側が こんな提案を出して来るという背景は、次のセンテンスが鍵のように思う。



Citing sources, the news portal said the offer reflected a new peak in ties between Malaysia and China thanks to growing trade and investment which included defence procurements.



このセンテンスだが、マレーシアから中国へは、貿易拡大/投資促進を呼びかけているのだが、それに対して、 中国は 「 ハイ そうしますよ 、中国から防衛機器の調達も含めるというならね、 」 という意味合いの返事をしてきたように読めるのだ。 ( 文章自体は マレーシアと中国は 防衛機器調達を含む投資/貿易拡大のおかげで、と書いてあるだけだが。)




マレーシアとしては 我が国には 華人も多い国なのでもっと投資をお願いします とお願いしたところ、 中国側からは、投資環境の整備の為には、中国にとって安心できる国になってもらう必要がある、安心とは 軍事的な安心も含む のですよ、 というメッセージが出てきた、 ということじゃないだろうか。



以上 (11/30 記)