このメールが届いたのは7月29日。

文面では　ポイントは7月25日で失効　と書いてあるのだが、リンク先をクリックすると　3200ポイントの利用可能残高がある　と表示されていた。

ポイント還元の内容を見ると、3000ポイントでは　追加払い190円で　Appleの3000円ギフトに交換できる　と表示されていた。

ここで騙された。

追加払いが僅か190円の支払い　なら　3000ポイントを交換する方が良い、と短絡的に思ってしまったのだ。

3000ポイントに心当たりがあったわけじゃないのだが、AUポイント自体は、(1)以前利用していたitscom がAuに引き継ぎになったことや　(2)docomoの国際電話回線がKDDであったところ、両社間の契約打ち切りとなり、それに関係して、従来顧客宛にKDDとの一定期間サービス継続の希望の有無を問うお知らせがあり、電話して希望の旨を伝えた　という経緯から　私のdocomo契約のうち、一定部分がauのポイントに振替られた可能性もあるなぁ、と勘違い推測してしまった。

詐欺メールの文面にあるリンク先をクリックしてしまい、表示された画面を見ると　ポイント残高が3200ポイントもある。　それを見て心理的に、「それが近々消滅してしまってはもったいない」　と慌ててしまった。

そして　そのまま　その画面に誘導される形で、クレジット情報(セキュリティー番号を含む)を入力してしまったのだ。　(操作が完結しないので、やり直し用も含め二つのクレジットカードを使って入力してしまった。)

おまけに　「ギフトカードの送付先」　ということで　日本の住所/電話番号　の入力画面にも入力してしまった。

しばらくしてから、どうもおかしいなぁ、と感じ始めた。

表示されている日本語も少し変だし、住所入力画面も海外住所の書き順になっている　などから、こりゃぁ　詐欺メールのフィッシング画面だろう、と気づいた。

大慌てで　日本のクレジットカード会社(2社)に電話して、事情を話したところ、まだ不審な取引は発生していない　ことが確認でき、その上で　カード盗難/紛失　に準じ、カードキャンセル(失効)となった。

新しいカードは次回日本帰国時に　カード再発行手続きの申し込み　となった。

以上　(7/29記)