gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

高速道路 通行料金 現金払い ( マレー語で言われて てんやわんや )




日本では 高速道路の通行料金の支払い方法には ETCと都度払いがある。


都度払いの場合には入り口ゲートで切符をもらい出口ゲートで切符を出して 走行距離に応じた料金を 現金ないしクレジットカードで支払う。



友人が運転するレンタカーで イポーからクアラカンサーに行った。


行きは Chemor を経由する一般道路を走った。



帰りは 友人が高速道路でイポーに帰りたい という。


友人は タッチアンドゴー と呼ばれるICカードを持っていない。



私は 何年も前に タッチアンドゴーカードを購入し トップアップをしながら使用しているのだが 自分の車のダッシュボードに入れてあり、手元にはない。


一瞬、 あれっ? タッチアンドゴーカードなし で マレーシアの高速道路って走ることできるんだったんけ 、 と思った。




でも きっと 日本と同じシステムだろう、ETC未搭載車であっても、ICカード不所持者であっても、一回毎の現金払いができるのだろう、と思った。




友人は 何事も経験のため 一度 マレーシアの高速道路を走ってみたい のだ とやる気満々で運転中だ。




友人に、高速道路入り口ゲートで は 一番左側のゲートに進むように言った。


スマートなんとか とか タッチアンドゴー 専用ゲートの表示がないゲートに進めば 係員がブースの中から 切符を渡してくれる と思った。



予想通り 係員の入っているブースがあった。


自動発券機はないので、友人は 係員から切符を受け取ろうと運転席から手を出した。



ところが 係員のおばさんが マレー語で 「カドなんたらかんたら 」と叫ぶだけで 切符をくれないのだ。


私が 助手席から 英語で 現金払い通行 したいので 切符をくれ と言ったのだが、英語が通じない。マレー語オンリーなのだ。



アイシーカド を出せ と言うような事をマレー語で繰り返すので、私が 「アイシーカドって クレジットカードか、運転免許カードか?」、と聞いたのだが、どうやら違うらしい。



マレー人は身分証明として マイカードというICカードを持っているが、我々外国人はパスポートだ。 しかし 高速道路入り口ゲートでパスポート提示が必要なんて 筈がない。


係員のおばさん 、ようやく 我々が アイシーカドを持っていない とわかったらしく 10.6リンギ 払え と言う。マレー語で。

でも 10 と 6 の 数字の部分は 英語だったので 分かった。



10.6 は カド代金と なんとか 代金 だ、 と言っているようだった。


どうやら 一回毎の高速道路通行の場合でも 紙の入場切符をくれて 出口で料金を事後払いするのではなく 前払い方式で 単発カードを購入し、出口で精算する方式なんだなぁ と理解した。


ということは 10リンギは 前払い料金で 0.6リンギが カード代 なんだろう。


とにかく 11リンギ を払うように運転席の友人に言い、友人は 0.4リンギの釣り銭と プラスチックカードを受け取った。


クアラカンサーから イポーまでは 通行料金なんて 数リンギだ、 だから 10リンギの前払い残高があるので 充分だ。



ところで 単発カードって どういうカードかな と思い 友人が受け取ったカードを見ると タッチアンドゴー のマークも小さくついている。


私の持っているタッチアンドゴーカードは 大きくタッチアンドゴーと印刷されており 随分と模様が異なるのだが、多分 この単発カードは マルチ利用もできるのだろう、もし 残高が充分にあれば、 と推測できた。



そういうことなら 一体 このカードは 何かな、タッチアンドゴーカードそのものじゃないのか、とも思った。


でも 確か カード本体代金って 0.6リンギじゃなかったけどなぁ 、なんて 思いながら 助手席から車窓を眺めていた。



イポーの高速出口に近づいた。


運転席の友人に 一番左側の有人ゲートに進むように言った。


ゲートで カードを係員に渡した。


係員はカードを回収して 前払い料金の残高のお釣りを現金を渡してくれると思った。



ところが 表示板に 3.5リンギの料金不足、と赤く表示されてしまったのだ。



ようやく気付いた。


入り口ゲートで支払った 10.6 リンギは カード本体代金が10リンギで 消費税が0.6リンギであり、通行料金の前払い残高というものはない、つまりゼロ だったのだ。



要するに タッチアンドゴーカードを購入したのだ。



そして 日本と違い、都度の現金払い/ クレジットカード払い はないのだ。






私は タッチアンドゴーカードを何年も前に 街中で買った際、当初から 十分な残高になるように100リンギットトップアップして、準備万端で 初めてのマレーシア高速道路運転をしたのだが、カード本体代金がいくらだったのか、すっかり忘れていたのだ。




以上 (2/22 記)