MM2H 10年満期後の延長申請 ( 収入要件 、 XX御夫妻 : KL → イポー → KL )
XX夫妻とは 同じコンドミニアムの同じ棟に 同じ時に 同じフロアに入居した。
棟のエレベーターでお互いの引っ越し作業中に 初めて お会いして、あれから3年経った。
4月10日、近くのスーパーマーケットで 買い物中、大阪弁が聞こえたので、誰かと思ったら XX夫人だった。
その時 KLに転居するということをお聞きした。
私からは 標準語で お別れのご挨拶をさせていただいたのだが、スーパーマーケットの駐車場に戻る途中、御夫妻が言うには、「MM2Hビザの10年満了期間になったので、延長手続きをした」、ということだった。
前から気になっていた点がある。
10年満期の後の延長申請では、一体 どんな収入/資産要件を満たすことが必要なのか?
初めてのMM2H申請の時と同一の要件が10年後延長申請でも課せられる としたら、これは相当に厳しいことになる。
現役時代なら 収入要件は問題なくクリアできる人が大半だろうから MM2Hの初回申請は 退職前に行っておく方が良い というのが通説だ。
しかし 10年後延長申請の時点となると、 初回申請時と同じ収入要件では 、年金収入だけとすると収入要件をクリアできる人は 極めて 少なくなってしまう。
そこで XX夫妻に 聞いてみた、「収入要件はどういう内容でしたか?」 、 標準語で。
「 わっかりまへんにゃ、ぜーんぶ エージェントにやってもらいましたけんなぁ、」 、大阪弁で返事があった。
XX夫妻は もともと KLにいた。
そして 3年前に イポーに転居してきた。
それが 今度は KLに再転居すると言う。
理由は、(1)イポーでのゴルフは 充分に満喫した、 (2)KLの大都会で便利な生活を楽しみたい、(3)KLには友人が多い、ということだ。
XX御夫妻は70歳代の中程だが、のんびりとした環境のイポーには物足りないものがあったのだろうか、KLに戻る決断をされたとは、なんとエネルギッシュなことか と感服した。
以上 (4/25 記)