gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

シーク教徒とのゴルフ ( 5ホールで終了 )



通常は朝にゴルフをする。


日本人のゴルフ仲間グループに入れてもらっているので、その人達と朝のティーオフが 多い。



最近の2、3ヶ月はモンスーンのせいか 体が冷え込んでしまい、咳がでるなど 体調は今ひとつ不良のため、ゴルフ出動回数は極めて少なかった。



今回も 日本から戻ったばかりで まだ体が慣れていないし、そんな状態で 出動したら ゴルフ仲間グループのみなさんに迷惑をかけてしまう。



そこで 体慣らしに 一人でコースを回れる夕方の時間帯にでかけた。



ティグランドで打とうとしていたら 髭もじゃ のオッさんがやって来たので、一緒に回ることになった。



名前は Dilgit だという。


コースを歩きながら 雑談した。


「自分は パンジャブだ。ゴルフはお祈りのない日に週2回 夕方にやることにしている」という。


「そうか じゃあ タミール語か、ヒンズー語のどちらを話すのですか 」と聞いた。


すると 「どちらでもない、ワシの話すのは パンジャブ語なんだ。」というではないか。



マレーシアでよく見かけるのは 南インド出身のタミール系であり、パンジャブ系に出会ったのは初めてだ。



パンジャブは 北インドで パキスタンに近い地域だ と教えてくれた。


そして こんなことも言った。


「 父親の代にパンジャブから英国統治下のマレーにやって来た。親父は 警察官だった。」


「 マレーシア独立後もインドに戻らずマレーシアに残る選択をした。」


「自分はマレー生まれで イポーでシャツ製造工場を経営している。」


「 自分は11人兄弟姉妹だが そのうち 7人がカナダとか英国とかの国外居住だ。」


「自分はシーク教徒だ。」


「シークの教えとして 髭は剃ってはいけない。」




そういえば シーク教徒のことを何かの本で読んだことがある。


頭にターバンを巻き、警官とか軍人になる人が多い と書いてあったように記憶している。



ミスター Dilgit (ディルジット)の頭には ターバンはなかったが、髭は モジャモジャ だった。


シーク教徒は、ディパバリは祝うが タイプーサンは祝うことはない とも言っていた。



5ホール 回ったところで シーク教徒ゴルファーも 私も プレーはやめた。


日が暮れ始めたし、なによりも ボールを2球続けてロストしたので 急に 気力が抜けてしまった。



9ホール 回らなくて 正解だった。


5ホールでプレー終了後 20分も立たないうちに 雨と雷になったのだ。





以上 (1/16 記)