さだまさし の 小説 「アントニオ猪木」
さだまさしって 作曲家 兼 歌手だと思っていたが 小説も書いていると知って 少々驚いた。
世の中 才能ある人は いるものだ、羨ましい。
図書館で さだまさしの著書を見つけたので 借りた。
タイトルは アントニオ猪木 をもじった アントニオイノチ だ。
さだまさしって プロレスファンなのだろう、アントニオ猪木が イノチ( 命)であるほどの大ファンで、それを題材に書いた小説かエッセイだと思って読み始めた。
ところが どれだけ読み進めても 登山の話はあるが ちっともプロレスの話題が出てこない。
変だなぁ と思いながら とうとう最後に近いページまで来た時、文中に 「アントニオイノチ」の文字が登場した。
でも 文脈からは どうしても アントニオ猪木 や プロレス とは関係してこない。
おかしいなぁ どういうつながりだろう と思って 何度か その箇所を読み直した。
そして気づいた、「アントニオ」 ではなく 「アントキノ 」と書いてある。
あの時の命 = アントキノイノキ だった。
どうして それを 私は アントニオ猪木を もじった アントニオイノチ と勘違いしてしまったのだ。
じっくりと原因を分析する必要がある。
視力の悪化なのか、それとも脳みその劣化が原因なのか。
以上 (10/24記)